Linde は、工場や病院に酸素や窒素といったガスを供給する世界最大手で、地味だが極めて崩れにくいインフラ型の会社だ。
ガスは輸送コストが高く地域ごとの寡占になりやすいうえ、顧客の敷地内に設備を置いて長期契約で供給するため、いったん入り込むと簡単には切り替えられない。この粘り強い構造が、景気の谷でも安定した収入を生む。LIN を読むときは、派手な成長ではなく、長期契約に支えられた安定性と、水素など新分野の伸びを軸に見るとよい。


顧客の敷地内に設備を構え、長期契約で囲い込む粘着性の高い事業構造が強み。輸送コストの高いガスは地域ごとの寡占になりやすく、新規参入が難しい「地味だが堅い」立ち位置を持つ。
工場や病院、半導体メーカーなどに、酸素や窒素、水素といった産業用ガスを供給するのが収益の柱。顧客の敷地内に設備を置き、長期契約で安定的に供給する形が多く、息の長い収入が積み上がる構造になっている。
景気後退で工場の稼働が落ちると、ガスの需要も鈍る。エネルギー価格の高騰を顧客への価格に転嫁できないと、利益率が圧迫される。大型の新規設備投資の遅れもリスクになる。
連続増配と自社株買いで株主に厚く還元する、安定重視の堅実な経営。長期契約で着実に稼ぎつつ、脱炭素で需要の伸びる水素などの新分野へ計画的に投資を広げる姿勢が特徴。
自己資本・流動性ともに安定し、黒字を維持しながら財務の安全性も高い水準にあります。
前年比。3年の年平均は 0.6%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Linde は、工場や病院に酸素や窒素といったガスを供給する世界最大手で、地味だが極めて崩れにくいインフラ型の会社だ。
ガスは輸送コストが高く地域ごとの寡占になりやすいうえ、顧客の敷地内に設備を置いて長期契約で供給するため、いったん入り込むと簡単には切り替えられない。この粘り強い構造が、景気の谷でも安定した収入を生む。LIN を読むときは、派手な成長ではなく、長期契約に支えられた安定性と、水素など新分野の伸びを軸に見るとよい。
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