LeMaitre Vascular は、血管の手術に使う数多くの小さな器具を、大手が手薄な隙間に絞って手がける医療機器の会社だ。
最大の強みは、大手が本腰を入れにくい小さな隙間の製品を数多く束ね、競争の緩い分野で高い価格を保ちやすい点と、世界の血管外科医への直接販売の体制にある。一方で一つひとつの市場が小さいため、成長には絶えず買収を続ける必要があり、高値づかみや統合の失敗が高くつく。医療費の抑制圧力や大手の参入も弱みになる。LMAT を読むときは、血管手術の件数と買収、価格の維持を軸に見るとよい。

