
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
大手が本腰を入れにくい血管手術の小さな隙間の製品を、数多く束ねて手がける専門性が最大の強み。競争が緩く高い価格を保ちやすい分野を選ぶ。世界の血管外科医に直接売る体制と、買収を重ねて品揃えを広げる手腕を持ち、隙間に徹して堅実に稼ぐ医療機器の専門家の立ち位置にいる。
詰まったり傷んだりした血管を治す手術で使う、人工血管や血栓を取り除く器具、血管を縫い合わせる道具といった数多くの小さな器具を作って売るのが収益の柱。一つひとつの市場は小さく大手が本腰を入れにくいが、束ねれば確かな商いになる。世界の血管外科医に直接売る体制を持つ。器具の販売と、買収による品揃えの拡大で稼ぐ構造になっている。
一つひとつの製品市場が小さいため、大きく成長するには絶えず買収を続ける必要がある。買収の高値づかみや統合の失敗は高くつく。手術の件数は景気よりは安定するが、医療費の抑制で価格に下押し圧力がかかることもある。大手が隙間の分野に本腰を入れれば、価格と販路の両面で圧迫される。
配当を続けながら、隙間の製品を持つ会社の買収で品揃えを着実に広げる経営。高い利益率を保てる分野を選び、世界の血管外科医への直接販売の体制を広げる。無理な拡大を避け、買収と自前の成長を組み合わせて着実に伸ばす方針が特徴になっている。
血管手術の件数と、買収、価格の維持に依存する。高齢化で血管の病の手術が増え続けるか、隙間の小さな製品を持つ会社の買収を続けられるか、大手が入りにくい分野で高い価格を保てるか、そして世界の血管外科医に直接売る体制を広げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $616M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $394M(64%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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