配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
液化石油ガスの輸送という、専用の大型船と運航の知見が要る分野に絞り込んだ専業の立ち位置が最大の強み。米国からの輸出の増加という構造的な追い風に乗る。比較的新しく効率のよい船団を持ち、好況の運賃を取り込んで手厚い配当を払う。運賃の波に乗る、液化ガス海運の専門家の立ち位置にいる。
プロパンやブタンといった液化した石油ガスを、超低温で運ぶ専用の大型船で、産地から消費地へ世界規模で輸送するのが収益の柱。米国から増える輸出のガスを、アジアや欧州へ運ぶ需要を取り込む。船を自前で持ち、その傭船料や運賃で稼ぐ。運賃の市況が業績を大きく左右し、好調な年には変動の配当を手厚く払う構造になっている。
海運の運賃は需給で激しく上下し、専用船が増えすぎれば運賃が崩れて採算が一気に悪化する。輸出入の流れが細れば輸送需要が減る。原油やガスの価格の急変も荷動きを揺らす。燃料費の高騰は運航費を押し上げる。運賃次第で配当が大きく増減するため、収益の予測が難しい変動の大きさを抱える。
運賃の市況に応じて変動する配当を払いながら、効率のよい船団を保つ経営。好況の局面で稼いだ資金を配当と船への投資に振り向ける。運賃の波に備えて借入を管理し、米国からの輸出の増加という追い風を取り込む方針が特徴になっている。
液化ガスの海上運賃と、輸出入の流れ、船の需給に依存する。米国からの液化石油ガスの輸出が増えて輸送需要が伸びるか、アジアの需要が運賃を支えるか、世界の専用船の隻数が増えすぎて運賃を崩さないか、そして燃料費と運航費を抑えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.1B(61%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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