LPLA
LPL Financial Holdings独立して活動したい資産運用の担当者に、自前では持てない事務やシステムの基盤をまとめて提供できる点が強み。担当者を多く集めるほど規模の効率が効き、預かり資産も積み上がる。独立志向が強まる流れを取り込み、担当者を惹きつける立ち位置にいる。
独立して顧客の資産運用を助言する担当者に、取引のシステムや事務、法令対応の基盤を提供し、その対価を得るのが収益の柱。担当者が預かる資産に応じた手数料や、預かり資金の運用益も収益を支える。多くの独立担当者を自社の基盤に集め、彼らの預かり資産が増えるほど稼げる構造になっている。
相場の下落は預かり資産を目減りさせ、手数料を減らす。金利の急低下は、預かり資金の運用益を減らす。担当者が他の基盤や大手証券へ移ると顧客基盤が削られ、システム障害や法令対応の問題も、信頼を損なうリスクになりうる。
配当を出しつつ、担当者の獲得と、システム・事務基盤の強化、買収に資金を振り向ける成長志向の経営。独立志向の担当者を惹きつける仕組みを磨き、預かり資産を積み上げながら、金利による運用益も取り込んで稼ぐ力を高める方針が特徴。
基盤を使う担当者の数と、預かり資産の規模に依存する。独立を志す担当者をどれだけ集められるか、相場が上がって預かり資産が膨らむか、そして金利環境で預かり資金の運用益をどれだけ得られるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $18.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5.3B(29%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$1B
- 長期借入金$7.3B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $17B
- 売上成長率
- 37.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 5.1%
- ROE
- 16.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$411M
- フリーCF
- −$982M
- 営業CFマージン
- −2.4%
- 現金ランウェイ
- 約1年
配当
- 配当総額(年間)
- $94M
- 配当性向
- 10.9%
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