
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
薬の粒子を整える独自技術で、肺の奥まで届きやすく使い勝手の良い吸入薬を実現した点が強み。患者数が限られる難病市場は薬価が高く、使いやすさの差が切り替えの動機になる。長い特許争いを乗り越えて参入を果たし、先行薬の市場を奪いに行く挑戦者の立ち位置にいる。
肺の血管の圧力が上がり心臓に負担がかかる難病(肺高血圧症)向けの、吸入タイプの治療薬の販売が収益の柱。独自の粒子技術で薬を肺の奥まで届きやすくした吸入薬を、専門医を通じて処方する。長年の特許争いを経て発売にこぎ着け、先行する競合薬から患者を取り込みながら稼ぐ構造になっている。
主力薬の立ち上げが想定より遅れると、収益化の前提が崩れる。先行薬を持つ競合は販売力が強く、特許や規制をめぐる争いを仕掛けてくる経緯もあった。単一の薬への依存が極めて高く、安全性の問題や供給の躓きは致命傷になりうる。販売投資が先行する間は赤字が続く。
配当を出さず、資金を主力薬の販売立ち上げと、適用拡大、供給体制の強化に集中する経営。難病の吸入薬という的を絞った市場で、専門医への浸透を急ぎ、先行薬からの切り替えを積み上げて、単一製品の収益化を確立しようとする方針が特徴になっている。
主力の吸入薬の立ち上げと、先行薬からの切り替え、保険適用に依存する。専門医に処方され患者を積み上げられるか、先行する競合薬から使いやすさで切り替えを起こせるか、高い薬価と保険適用を保てるか、そして販売体制の先行投資を賄えるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $328M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $45M(14%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約5年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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