LWAY
Lifeway Foods米国でケフィアを商業規模に乗せた最初の会社で、いまも国内最大の作り手であり続けている。製造の大半を外部に出さず自社工場で抱える点も、この規模の食品会社では珍しい。
飲むケフィアが2025年の売上の85%を占め、チーズやサワークリームがその周りを埋める。売上の95%は自社工場で作った製品によるもので、受託製造への依存は小さい。
一品への集中が高いため、ケフィアが失速すればそのまま会社全体の数字に響く。生乳の値上がりは薄い利幅を直撃し、大手食品会社が発酵乳飲料に本腰を入れれば棚の奪い合いも厳しくなる。
手元の資金は工場の増強や新しい味・容量の投入、外食やコンビニ向けの販路開拓に振り向けている。利益を配当として外に出す道はとらず、設備と棚の確保に戻す形が続いている。
原料の生乳の相場と、スーパーの冷蔵棚をどれだけ確保できるかで利幅が変わる。イリノイやウィスコンシンに構える自社工場の稼働率も、採算を決める要素になる。
この会社をどう読むか
Lifeway Foods は、東欧から米国に渡った一家が1986年にシカゴで興した食品会社だ。地元の移民コミュニティ向けに売っていた発酵乳ケフィアを、米国の主流の売り場に商業規模で持ち込んだ最初の会社にあたる。
その看板は今も変わらず、2025年の売上の85%を飲むケフィアが占める。チーズやサワークリームへ手を広げてはいるものの一品への偏りは解けておらず、生乳の相場と冷蔵棚の確保が、そのまま利益の増減に跳ね返る。
バランスシート (要約)
資産 $106M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $86M(81%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$6M
- 他の流動資産$31M
- 固定資産$69M
- 流動負債$17M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $212M
- 売上成長率
- 13.7%
- 粗利率
- 27.4%
- 営業利益率
- 7.6%
- 純利益率
- 6.5%
- ROE
- 16.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $11M
- フリーCF
- −$16M
- 営業CFマージン
- 5.2%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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