景気敏感な事業で、配当も出す会社
倒して使うリクライニング椅子の代名詞という、百年近く築いた強いブランドと知名度が最大の強み。複数のブランドに加え、自社で運営する家具店の網を全米有数の規模で持ち、卸と小売の両方を押さえる。ネット直販のブランドも加え、住宅家具という景気に左右される分野で老舗の地位を保つ立ち位置にいる。
背もたれを倒して使うリクライニング椅子を看板に、ソファや寝椅子などの住宅家具を作って売るのが収益の柱。複数のブランドを持ち、独立した販売店や量販店へ卸すほか、自社で運営する家具店の網でも直接売る。ネット直販のブランドも持つ。米国とメキシコに工場を構える。家具の販売量と、自社店舗での小売の利益で稼ぐ構造になっている。
家具は住宅市場と景気に敏感で、住宅の売買が冷えたり不況で家計が引き締まったりすると、買い替えが先送りされる。ネット通販や安売りの家具との競争は価格を圧迫する。ウレタンや木材の原材料費、メキシコの関税の上昇は採算を削る。自社店舗を持つため、集客が落ちれば固定費が重荷になる。
配当を続けながら、自社の家具店の網の強化とネット直販の拡大を進める経営。看板のリクライニング椅子のブランドを土台に、卸と小売の両輪を回す。住宅市場の波に備えつつ、原材料費と関税を管理して採算を守る方針が特徴になっている。
住宅家具の需要と、住宅市場、原材料費に依存する。家具の買い替えや新居向けの需要が保たれるか、住宅の売買が活発で家具の需要を支えるか、自社の家具店の集客を保てるか、そしてウレタンや木材の原材料費とメキシコの関税をこなせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1B(51%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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