MAIN
Main Street Capital運用の内製による業界最低水準の費用と、貸付に小さな出資を重ねて値上がり益も取る独自の型が最大の強み。毎月の配当と年複数回の特別配当という還元の設計は、配当生活を志向する個人株主の厚い支持を生んだ。純資産を上回る評価を保ち続ける、業界の優等生の立ち位置にいる。
米国の中小企業への貸付の金利収入と、同時に取得する株式持分の配当や売却益が収益の柱。銀行には小さすぎ、大手ファンドには地味すぎる企業に、資金と経営助言をセットで提供する。運用を外部に委託せず自社の社員で行うため、報酬の抜かれがなく費用が軽い。投資先数百社への分散で稼ぐ構造になっている。
不況で中小の投資先が傷むと、金利収入と持分価値が同時に削られる。株価の高い評価は増資による成長の前提で、評価が剥げると好循環が逆回転する。金利の低下は貸付の利回りを細らせ、上昇は投資先の返済負担を重くする。毎月配当の看板は、減配が信頼の崩壊に直結する諸刃でもある。
毎月配当の維持と漸増を経営の約束とし、好調期は特別配当を上乗せする株主本位の経営。投資は経営者の質を重視して選び、数百社への分散で一社の失敗を吸収する。内製運用の費用優位を守り続ける方針が特徴になっている。
中小企業の景況と、投資先の選別眼、資金調達のコストに依存する。投資先の返済と配当が滞らないか、貸付と出資の組み合わせで値上がり益を取り続けられるか、低利の借入と増資で投資原資を確保できるか、そして純資産を上回る株価の評価を保てるかが、業績と配当を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $5.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3B(53%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$42M
- 長期借入金$2.5B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 16.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$46M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $378M
- 配当性向
- 76.6%
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