MAMA
Mama's Creations人工の香料や着色料、保存料を使わない処方で、多くの製品がUSDAから人工添加物を含まない食品として認められている。買収でオリーブや高付加価値の肉加工品まで扱いを広げ、ミートボール単一事業から抜け出してきた。
ミートボールや味付け肉、サラダ、オリーブといった調理済みの総菜を作り、スーパーやクラブ店のホットバーや総菜棚に卸す。自社ブランドで置く棚と、小売店の名前で売る商品の両方を持つ。
生鮮に近い総菜のため日持ちが短く、需要の読み違いはそのまま廃棄になる。大口の小売チェーンへの依存が濃く、一つの棚を失ったときの穴が大きい。
小規模な買収を重ねて品目を増やす拡大の型を続けており、2021年のT&LとOlive Branchは合計$14Mで買った。代金の一部は分割払いの約束手形で、毎年決まった額を返してきた。
家で作る手間を省きたいという需要と、置いてもらえる棚の数の掛け算で売上が決まる。肉と原材料の値上がりを卸値に乗せられるかどうかが、薄い利幅を守る条件になる。
この会社をどう読むか
Mama's Creationsの起点は、1921年にイタリアのバーリからブルックリンのベイリッジへ渡ったアンナ・マンチーニという女性の料理だ。彼女のレシピを受け継いだ孫のダン・ドハティが2010年に事業を始め、そのミートボールは今、全米1万2千店の総菜売り場に並ぶ。
家庭の味を工場で再現し、温めるだけの形にして卸す発想は単純だが、生鮮に近い商品ゆえに日持ちとの戦いが常につきまとう。2021年のT&LとOlive Branch、2025年のCrown 1 Foodsと買収を重ね、扱う品目はサラダやオリーブ、肉加工品まで広がった。祖母のミートボール単一事業から、総菜売り場を面で押さえる会社へ形を変えている途中だ。
バランスシート (要約)
資産 $86M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $53M(61%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$20M
- 他の流動資産$25M
- 固定資産$41M
- 流動負債$21M
- 長期借入金$6M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $172M
- 売上成長率
- 39.2%
- 粗利率
- 25.1%
- 営業利益率
- 4.1%
- 純利益率
- 3.1%
- ROE
- 10.0%
- ROIC
- 9.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $11M
- フリーCF
- $10M
- 営業CFマージン
- 6.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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