MAN
ManpowerGroup世界の多くの国に張りめぐらせた人材の網と、一般職から専門職まで複数のブランドで幅広く扱う総合力が最大の強み。景気の波は受けるが、企業が雇用の調整に外部の人材を使う柔軟さの需要は尽きない。長い歴史で築いた企業との関係を持ち、世界規模で人材を仲立ちする大手の立ち位置にいる。
企業に対し、一時的に働く人材を派遣したり、正社員を紹介したり、採用や人材育成の業務を請け負ったりする人材サービスが収益の柱。世界の多くの国で展開し、複数のブランドで一般職から専門職まで幅広く扱う。派遣した人材の働いた分から手数料を得る。景気が良く企業が人を増やす局面で需要が伸びる。派遣と紹介の量で稼ぐ構造になっている。
人材サービスは景気に極めて敏感で、景気後退で企業が採用を止めると、派遣も紹介も一気に細る。特に欧州の比重が高く、その地域の景気が業績を左右する。利益率は薄く、人件費や運営費の管理を誤れば採算が崩れる。人工知能による採用の自動化や、企業の直接採用の動きも、仲介の需要を脅かす。
配当を続けながら、景気の局面に応じて費用を機動的に管理する経営。利益率の高い専門職の紹介や、業務の請負の比率を高めることを重んじる。世界の人材の網を生かしつつ、景気後退に備えて費用を抑え、回復局面で稼ぐ方針が特徴になっている。
雇用の活発さと、景気、人材の確保に依存する。企業が人を増やそうとして派遣や紹介の需要が高まるか、景気の局面で雇用が冷えすぎないか、派遣する人材を確保できるか、そして利益率の高い専門職の紹介を伸ばせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $9.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.1B(22%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$871M
- 他の流動資産$4.9B
- 固定資産$3.4B
- 流動負債$5.2B
- 長期借入金$1.1B
- 短期借入金$625M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $18B
- 売上成長率
- 0.6%
- 粗利率
- 16.7%
- 営業利益率
- 0.8%
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- 3.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$104M
- フリーCF
- −$161M
- 営業CFマージン
- −0.6%
- 現金ランウェイ
- 約5年
配当
- 配当総額(年間)
- $67M
- 配当性向
- —
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