配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
倉庫管理や在庫の最適化という専門分野で高い評価を持ち、複雑な供給網を扱える数少ないソフトを提供する点が強み。いったん業務に組み込まれると切り替えが難しく、長く使われる。ネット通販の拡大で供給網の効率化の需要が高まる追い風を受け、専門特化したソフトで先行する立ち位置にいる。
倉庫の作業や在庫の管理、店舗の注文と配送をつなぐ仕組みなど、企業の供給網(モノの流れ)を効率化するソフトの提供が収益の柱。小売やメーカー、物流会社が、商品を仕入れて届けるまでの流れを最適化するために使う。近年はクラウド型の継続利用への移行を進めている。供給網に深く組み込まれるソフトで稼ぐ構造になっている。
景気後退で企業が供給網への投資を絞ると、新規導入や利用拡大が鈍る。大型の導入案件は時間がかかり、企業の投資が先送りされると受注が振れる。競合の物流ソフトや、大手のシステム会社との競争、クラウド移行期の先行投資の負担も、収益の重しになりうる。供給網投資の動向に業績が左右される。
配当を出さず、利益をソフトの機能強化と、クラウド型への移行、継続利用の拡大に振り向ける経営。供給網に深く組み込まれる強みを生かし、クラウドへの移行で継続利用料を積み上げながら、ネット通販の拡大という追い風を取り込んで、専門性を生かして稼ぐ力を高める方針が特徴。
企業の供給網への投資と、クラウド型への移行、継続利用の広がりに依存する。小売や物流が在庫・配送の効率化に投資し続けるか、導入企業が使い続けるか、クラウド型への移行で継続利用料を積み上げられるか、そしてネット通販の拡大という追い風を取り込めるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $839M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $315M(37%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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