デルタやベアといった、量販店とプロの双方に浸透したブランド力が最大の強み。新築より景気に左右されにくい改修・買い替え需要を取り込め、ブランドで値引きに頼らず売れる。水まわりと塗料という、住宅の手入れに欠かせない定番分野で安定して稼げる立ち位置にいる。
蛇口やシャワーなどの水まわり設備と、塗料・建材の販売が収益の柱。デルタの蛇口やベアの塗料といった、量販店やプロに広く知られたブランドを持つ。新築向けより、古くなった住宅の改修や、傷んだ部分の塗り替え・取り替えという買い替え需要が中心で、繰り返し買われることで稼ぐ構造になっている。
景気後退や住宅市況の冷え込みで、改修や模様替えが先送りされると売上が鈍る。原材料費の上昇を値上げで吸収しきれないと、利益率が圧迫される。量販店向けの依存や、割安な競合ブランドとの競争も、収益の重しになりうる。
安定した配当と自社株買いで株主に報いつつ、強いブランドの維持と、改修需要への集中、効率化に力を入れる経営。新築依存を避けて改修・買い替えの安定需要を軸に、ブランド力で利益率を保ち、コスト管理で着実に稼ぐ力を高める方針が特徴。
住宅の改修需要と、消費者・プロの支出に依存する。家の手入れや模様替えが活発か、ブランド力で値引きに頼らず売れるか、原材料費の上昇を価格に転嫁できるか、そして量販店との関係を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。改修需要は新築より景気に左右されにくい。
バランスシート (要約)
資産 $5.2B を負債が上回る債務超過の状態。
純資産はマイナスだが、営業利益は支払利息の12倍、自由に使える現金で借金を約3.4年で返せる
- 現金・現金同等物$647M
- 他の流動資産$2.2B
- 固定資産$2.4B
- 流動負債$1.6B
- 長期借入金$2.9B
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $7.6B
- 売上成長率
- −3.4%
- 粗利率
- 35.4%
- 営業利益率
- 16.5%
- 純利益率
- 10.7%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1B
- フリーCF
- $866M
- 営業CFマージン
- 13.5%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $261M
- 配当性向
- 32.2%
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