Masimo は、指先などから血液中の酸素濃度を正確に測る医療機器の大手だ。
最大の強みは、体動があっても血中酸素を正確に測れる独自技術で、病院の患者監視に広く根づいた点にある。いったん病院に設置されると使い捨てセンサーが繰り返し売れ、安定した収益をもたらす。測定の正確さで信頼を築き、高いシェアを持つ。一方で競合がより安価または高性能な機器を出すとシェアや価格が圧迫され、病院の予算の制約で機器の更新が遅れると需要が鈍る。特許訴訟や本業以外への進出による迷走も重しだ。MASI を読むときは、病院での機器の採用と使い捨てセンサーの需要、本業への集中を軸に見るとよい。
