
ハワイやグアム、太平洋の島々という、生活物資を海運に頼らざるをえない航路で強い地位を持つ点が強み。これらの航路は競争が限られ、安定した需要がある。加えて、中国から米西海岸への最速クラスの速達コンテナ輸送という独自のサービスで、高い運賃を取れる。航路の独自性を強みにした海運・物流の立ち位置にいる。
コンテナ船による海上輸送の運賃が収益の柱。ハワイやグアム、アラスカ、太平洋の島々と米本土を結ぶ生活物資の輸送に加え、中国から米国西海岸への速達コンテナ輸送に強みを持つ。これに、倉庫や陸上輸送を組み合わせた物流サービスが加わる。航路の独自性と速達のサービスを強みに、海運と物流で稼ぐ構造になっている。
中国からの速達輸送は、運賃の市況や荷動きで大きく振れ、需要が冷えると採算が悪化する。ハワイなど島々の経済の不振や観光の落ち込みは、生活物資の輸送需要を鈍らせる。燃料費の高騰や、船という固定資産の重さ、競合の参入も、収益の重しになりうる。速達輸送の運賃の波が業績を振らす要因になる。
配当を出しつつ、航路の独自性の維持と、速達輸送・物流サービスの強化、船隊の更新に力を入れる経営。島々の安定した生活物資の輸送を土台に、市況で振れる速達輸送を独自のサービスで高い運賃に保ち、物流サービスも組み合わせて、航路の優位を生かして稼ぐ方針が特徴になっている。
海上輸送の需要と、運賃、航路の独自性に依存する。ハワイなど島々の生活物資の輸送需要が安定しているか、中国からの速達輸送の需要と運賃が高いか、航路での競争上の優位を保てるか、そして燃料費を抑えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。島々の安定需要と速達運賃が収益を左右する。
バランスシート (要約)
資産 $4.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.8B(60%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$142M
- 他の流動資産$330M
- 固定資産$4.2B
- 流動負債$527M
- 長期借入金$312M
- 短期借入金$40M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3.3B
- 売上成長率
- −2.3%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 14.9%
- 純利益率
- 13.3%
- ROE
- 16.1%
- ROIC
- 12.5%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $547M
- フリーCF
- $154M
- 営業CFマージン
- 16.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $45M
- 配当性向
- 10.1%
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