
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
個人向けの支店網という重い設備を持たず、住宅ローンの卸や賃貸住宅の融資という専門の分野に絞った効率の高さが最大の強み。狙いを定めた融資で、普通の地銀より速い成長を実現してきた。住宅金融の特定の隙間に深く食い込み、独自の立ち位置を築いた専門銀行になる。
街の支店で個人客を集める普通の銀行とは違い、住宅ローンの組成業者へ短期の資金を貸す卸の事業や、賃貸の集合住宅向けの融資に特化して稼ぐ。組成された住宅ローンを束ねて売る事業も手がける。狙いを絞った専門の融資で、効率よく規模を伸ばしてきた。融資の利ざやと、住宅ローンを扱う手数料で稼ぐ構造になっている。
住宅ローン市場は金利に極めて敏感で、金利の上昇で組成が細れば卸の資金需要も一気にしぼむ。住宅ローン関連に事業が偏るため、この市場の不振が業績を直撃する分散の乏しさを抱える。賃貸住宅向けの融資は、不動産市況の悪化で焦げ付きが増える。急成長のひずみが信用の質に出る恐れもある。
配当を続けながら、住宅ローンの卸と賃貸住宅の融資という得意分野に資源を集中する経営。支店網を持たない軽い構造で効率を保つ。金利に揺れる住宅ローン事業を慎重に御しつつ、専門特化の強みで成長を続ける方針が特徴になっている。
住宅ローン市場と、賃貸住宅の需要、金利水準に依存する。住宅ローンの組成が活発で卸の資金需要が続くか、賃貸の集合住宅への融資が伸びるか、金利の動きに揺れる住宅ローン事業を御せるか、そして専門に特化したぶんの偏りを管理できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $19.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.3B(12%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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