まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
ペプチドの薬の効き目を体の中で長く保ち、投与の回数を減らす独自の設計が最大の強み。患者にとって使いやすい薬を実現できれば差になる。主力候補が後期の試験まで進み、承認に近づきつつある点も他の臨床バイオより前進している。ホルモンや代謝の病気を、長く効くペプチドで狙う臨床バイオの立ち位置にいる。
ホルモンや代謝の病気を主な標的に、ペプチドという小さなたんぱく質の薬を開発するのが事業の柱。特徴は、薬の効き目を体の中で長く保ち、投与の回数を減らす独自の設計にある。主力の候補は、副甲状腺のホルモンが不足する難病を狙い、後期の試験まで進んだ。減量手術の後に起きる低血糖を狙う候補も持つ。承認薬はまだなく、当面は資金調達で試験を進める段階の構造になっている。
主力候補が後期の試験で効き目や安全性を示せなければ、価値が大きく傷む。後期まで進んだだけに、ここでの失敗の打撃は大きい。承認薬がなく売上が乏しいまま赤字が続き、増資で持ち分が薄まる。同じホルモンの病気には大手や同業も取り組み、競合の先行の恐れもある。試験の結果一つで株価が大きく振れる不確実性を抱える。
配当を出さず、現金を後期まで進んだ主力候補の試験に集中投下する経営。一度に多くの候補を広げず、見込みの高いホルモンの病気の候補に資源を絞る。効き目を長く保つ独自の設計を軸に、資金調達で承認までの長い赤字の期間をつなぎ、後期の試験の成果で価値を高める方針が特徴になっている。
主力候補の試験と、資金繰り、続く候補に依存する。副甲状腺のホルモンの難病を狙う主力候補が後期の試験で効き目と安全性を示せるか、続く候補も育つか、承認まで長く続く開発の資金を調達で支えられるか、そして効き目を長く保つ独自の設計が他社にない強みとして評価されるかが、株価を左右する大きな前提になる。
資産 $385M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $369M(96%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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