
高い利益率と資本効率。値上げ力のある独占的な会社
信用格付けという、少数の企業しか担えない寡占的な事業を握る点が最大の強み。一度基準として使われると置き換えられにくく、その信頼を土台にデータ・分析事業へ広げ、安定収入を厚くできる立ち位置を持つ。
企業や債券、国の信用力を評価して格付けを与える事業が収益の柱。企業が債券を発行するたびに格付けの依頼が入る。これに、金融データやリスク分析のサービスという、契約ベースで安定して稼ぐ事業が加わる構造になっている。
金利上昇や市場の混乱で企業の債券発行が止まると、格付け事業の収入が大きく落ち込む。一方でデータ・分析事業は安定しているため格付けの波を和らげるが、市場全体の縮小は重しになる。
安定した増配と自社株買いで株主に厚く還元する経営。景気に左右される格付けの波を、買収で広げたデータ・分析の安定収入で和らげ、収益の質を高める方針が一貫している。
企業の資金調達の活発さと、金融市場の規模に依存する。企業が債券を発行するほど格付け事業が伸び、データ・分析事業は契約ベースで安定して稼ぐ。市場の活況度と金利環境が、収益を左右する大きな前提になる。
資産 $15.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4.1B(26%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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