Moody's は、企業や債券の信用力を評価する「格付け」の二強の一角だ。
格付けは少数の企業しか担えず、一度基準として使われると置き換えられにくいため、市場のインフラとして高い利益を生む。企業が債券を発行するほど依頼が増える一方、近年はデータやリスク分析という契約ベースの安定事業も厚くしてきた。MCO を読むときは、景気に連動する格付けの波と、それを和らげるデータ・分析の安定収入という二本立てを軸に見るとよい。

信用格付けという、少数の企業しか担えない寡占的な事業を握る点が最大の強み。一度基準として使われると置き換えられにくく、その信頼を土台にデータ・分析事業へ広げ、安定収入を厚くできる立ち位置を持つ。
企業や債券、国の信用力を評価して格付けを与える事業が収益の柱。企業が債券を発行するたびに格付けの依頼が入る。これに、金融データやリスク分析のサービスという、契約ベースで安定して稼ぐ事業が加わる構造になっている。
金利上昇や市場の混乱で企業の債券発行が止まると、格付け事業の収入が大きく落ち込む。一方でデータ・分析事業は安定しているため格付けの波を和らげるが、市場全体の縮小は重しになる。
安定した増配と自社株買いで株主に厚く還元する経営。景気に左右される格付けの波を、買収で広げたデータ・分析の安定収入で和らげ、収益の質を高める方針が一貫している。
自己資本・流動性ともに安定し、黒字を維持しながら財務の安全性も高い水準にあります。
前年比。3年の年平均は 12.2%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Moody's は、企業や債券の信用力を評価する「格付け」の二強の一角だ。
格付けは少数の企業しか担えず、一度基準として使われると置き換えられにくいため、市場のインフラとして高い利益を生む。企業が債券を発行するほど依頼が増える一方、近年はデータやリスク分析という契約ベースの安定事業も厚くしてきた。MCO を読むときは、景気に連動する格付けの波と、それを和らげるデータ・分析の安定収入という二本立てを軸に見るとよい。
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