
景気敏感な事業で、配当も出す会社
施設を少数に絞り、自前で丁寧に運営して質を高める集中の経営が最大の強み。借金に頼らない堅実な財務で、景気の波にも耐える体力を持つ。多数の施設を抱える大手とは逆の、目の届く範囲で客単価と再来を磨くやり方を貫く、少数精鋭のカジノ運営会社の立ち位置にいる。
カジノを併設したホテルとリゾートを少数だけ保有し、自前で運営して得る収益が柱。賭博の儲けに加え、宿泊や飲食、催し物の売上が重なる。多数の施設を広げる大手とは違い、目の届く数に絞って質を高め、客単価と再来を引き上げる。施設の集客と、一人あたりの消費を掛け合わせて稼ぐ構造になっている。
カジノは行楽の支出であり、景気後退で家計が引き締まると客足と客単価が落ちる。施設を絞るぶん、特定の地域の不振や近隣への競合の出店が業績に響きやすい。大型の増築は多額の投資を要し、集客が伴わなければ負担が残る。人件費や物価の上昇も、利益率を圧迫する。
配当を続けながら、無借金に近い堅実な財務を保つ経営。施設を増やすより、既存の施設の増築や改装で価値を高めることを優先する。家族の創業から続く慎重な運営で、身の丈を超えた拡大を避ける方針が特徴になっている。
個人消費と、施設の集客、建て替えや増築の成否に依存する。景気や行楽の余裕が客足を支えるか、絞った施設で客単価と再来を高められるか、増築や改装の投資が集客の増加に結びつくか、そして近隣に競合のカジノが増えないかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $713M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $538M(75%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
読み込み中…