香辛料・調味料という分野で世界最大の規模とブランドを持ち、料理に欠かせない定番として根づいている点が強み。少量ずつ繰り返し買われる消耗品で需要が安定し、業務用では顧客の製品に組み込まれると切り替えにくい。家庭用と業務用の二つの事業で、長年配当を増やしてきた立ち位置にいる。
香辛料やハーブ、調味料、ソース類の販売が収益の柱。スーパーで売る家庭用ブランドと、食品メーカーや外食チェーンに供給する業務用の両方を手がける。料理に少量ずつ繰り返し使われる定番の調味料が中心で、ブランド力と安定需要で稼ぐ構造になっている。業務用では顧客の製品に合わせた風味も開発する。
香辛料など原材料費の上昇を値上げで吸収しきれないと、利益率が圧迫される。割安な小売店の自社ブランドへ需要が移ると、シェアが削られる。値上げによる買い控えや、業務用顧客である食品・外食の不振も、収益の重しになりうる。
安定した配当を長年増やしつつ、ブランドの育成と、業務用の取引拡大、効率化に力を入れる経営。料理に欠かせない調味料の安定需要を土台に、値上げとコスト管理で原材料費の波を吸収し、家庭用と業務用の両輪で着実に稼ぐ方針が特徴。
調味料の安定した需要と、原材料費の動向に依存する。家庭での料理や外食がどれだけ活発か、有名ブランドの魅力を保てるか、原料(香辛料など)の価格を値上げで吸収できるか、そして業務用で食品メーカーとの取引を広げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $13.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5.7B(43%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$96M
- 他の流動資産$2B
- 固定資産$11.1B
- 流動負債$3.1B
- 長期借入金$3.1B
- 短期借入金$509M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $6.8B
- 売上成長率
- 1.7%
- 粗利率
- 37.9%
- 営業利益率
- 15.7%
- 純利益率
- 11.5%
- ROE
- 13.8%
- ROIC
- 8.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $962M
- フリーCF
- $740M
- 営業CFマージン
- 14.1%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $483M
- 配当性向
- 61.2%
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