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Markel Group専門的な保険の引き受けと、保険資金を長期で投資する運用を組み合わせた独特の構造が強み。保険で安定した資金を確保し、それを株式や事業会社へ長期投資して複利で増やす。短期の利益より長期の資産形成を重んじる、投資家的な経営の立ち位置を持つ。
一般的な保険では扱いにくい専門的なリスクを引き受ける損害保険が収益の柱。加えて、保険で預かった資金を株式や、買収した事業会社へ投資して増やす。保険の引き受けで稼ぎつつ、その資金を長期で運用して資産を増やす、投資会社のような構造を併せ持つのが特徴だ。
大型の自然災害が相次ぐと、保険金の支払いが膨らんで利益を圧迫する。株式相場の急落は、保有する投資の価値を大きく目減りさせる。買収した事業会社の不振や、保険料率の下落も、収益の重しになりうる。投資の比重が高い分、相場の影響を受けやすい。
配当を出さず、保険で得た資金を株式投資と事業買収へ振り向け、長期で資産を増やす投資家的な経営。規律ある保険の引き受けで安定した原資を確保し、それを腰を据えて運用することで、企業価値を長期で高める方針が特徴になっている。
損害保険の料率と、保険金支払い、そして投資先の成績に依存する。保険を規律よく引き受けて採算を保てるか、預かった資金を運用する株式相場や、買収した事業会社が順調か、そして金利環境が、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $68.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $18.6B(27%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$4B
- 長期借入金$4.3B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $15.5B
- 売上成長率
- 4.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 20.6%
- 純利益率
- 13.6%
- ROE
- 11.3%
- ROIC
- 11.0%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $2.8B
- フリーCF
- $2.6B
- 営業CFマージン
- 17.8%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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