安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
半導体の製造装置に欠かせない、真空やガスの精密な制御という専門分野で築いた技術が強み。装置の性能を左右する重要な部品として組み込まれ、簡単に他社へ切り替えられない。半導体の微細化やAI向け需要という長期の追い風を、裏方として取り込める立ち位置にいる。
半導体を作る装置の中で、真空の状態やガスの流れ、圧力を精密に制御する部品や機器の販売が収益の柱。装置メーカーや半導体メーカーへ供給する。これに、回路を作る材料や、装置の保守の収入が加わる。半導体の製造が活発になるほど、こうした部品の需要が伸びる構造になっている。
半導体市況が冷えて製造装置への投資が減ると、部品の需要が落ちる。半導体は好不況の波が大きく、設備投資が絞られると業績が大きく振れる。技術の世代交代への対応の遅れや、借入の負担も、収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、稼いだ資金を製造装置向け部品の技術開発と、買収による事業拡大に振り向ける経営。半導体の製造に欠かせない専門部品に集中し、市況の波に備えて財務を整えながら、微細化とAI需要を取り込んで稼ぐ力を高める方針が特徴。
半導体の製造装置への投資と、半導体の製造量に依存する。半導体メーカーの設備投資がどれだけ活発か、最先端の製造に対応する部品を供給できるか、そしてAI向け半導体の需要の伸びが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $8.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.7B(31%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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