
景気敏感な事業で、配当も出す会社
銅管や金属部材という、建設・空調に欠かせない基礎部材で築いた規模と加工力が強み。重くて運びにくい部材ゆえ地域での供給網が効き、幅広い金属部材を揃えて顧客に届けられる。データセンターの冷却・配管需要という新しい追い風も取り込める立ち位置にいる。
空調や給排水の配管に使う銅管、継手、バルブ、各種の金属部材の製造・販売が収益の柱。銅やアルミを仕入れ、管や部品に加工して建設・空調・産業の現場へ供給する。金属を加工して付加価値を乗せる事業で、銅の仕入れ値と製品価格の差から稼ぐ構造になっている。
景気後退や住宅市況の冷え込みで建設・空調の需要が鈍ると、出荷量が落ちる。銅価格の急落は、抱える在庫の評価を下げ利幅を圧迫する。価格変動の読み違えや、産業向けの不振も、収益の重しになりうる。市況商品ゆえ業績が振れやすい。
安定した配当を出しつつ、買収による事業拡大と、加工設備の効率化に資金を振り向ける経営。銅価格の変動に備えて在庫と利幅を管理しながら、建設・空調の需要を取り込み、買収で部材の幅と規模を広げて稼ぐ力を高める方針が特徴になっている。
建設・空調の需要と、銅をはじめとする金属価格に依存する。住宅や商業施設の建設・改修、空調設備の需要がどれだけ活発か、銅価格の変動を捌けるか、そして加工の効率を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。データセンター向けの冷却・配管需要も追い風になりうる。
資産 $3.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3.2B(86%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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