Maximus は、公的医療保険や福祉制度の窓口業務を政府から請け負う最大手格だ。
最大の強みは、公的制度の事務という、正確さと守秘と規模が同時に求められる領域で数十年の実績を積んだ参入障壁にある。制度の複雑化と行政の人手不足という構造の追い風を受け、景気に左右されにくい政府の財布から安定収入を得る。一方で収益のほとんどが政府契約で、予算の停滞や政権の方針転換は直撃する。大型契約の入札敗北は数年分の売上を消し、人工知能による事務の自動化は人手の規模で稼ぐ前提を長期で変えうる。MMS を読むときは、大型契約の更新と受注残、利幅の改善を軸に見るとよい。
