MQ
Marqeta企業が自社のサービスに合わせてカードを自在に作り、条件を細かく設定できる柔軟さと、瞬時に発行できる速さが最大の強み。古い決済の仕組みでは難しかった、新しいサービスの決済を裏で支える。配車や後払いといった新興の金融サービスの土台として食い込む、現代的なカード発行基盤の立ち位置にいる。
企業が自社のアプリやサービスの中で、決済用のカードを自在に発行し、使い方の細かな条件を設定できる仕組みを提供し、処理した取引ごとに受け取る手数料が収益の柱。配車や後払い、給与の前払いといったサービスの裏側で、瞬時にカードを作り使えるようにする。さばいた取引の量が増えるほど稼げるが、薄い利幅の事業になる。取引の量で稼ぐ構造になっている。
取引の量を少数の大口顧客に頼るため、最大の顧客の離脱や契約条件の変更が業績を大きく揺らす。利幅が薄く、規模を伸ばしても黒字化が遅れがちになる。大手の決済会社や銀行が同じ仕組みを持てば競争が激しくなる。景気後退で提携先のサービスの利用が冷えれば、取引が細る。
配当を出さず、現金を仕組みの機能の強化と顧客の獲得に充てる経営。最大の顧客への依存を減らすため、顧客の幅を広げることを重んじる。費用の管理を進めて黒字化を急ぎ、薄い利幅を取引の量で補う方針が特徴になっている。
取引の量と、主要顧客の継続、新規顧客の獲得に依存する。提携する企業のサービスが広がって取引が増えるか、最大の顧客をつなぎ留められるか、配車や後払い以外の新しい顧客を取り込めるか、そして黒字化に向けて費用を抑えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $762M(50%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$709M
- 他の流動資産$526M
- 固定資産$290M
- 流動負債$749M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $625M
- 売上成長率
- 23.3%
- 粗利率
- 70.0%
- 営業利益率
- −7.4%
- 純利益率
- −2.2%
- ROE
- −1.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $163M
- フリーCF
- $161M
- 営業CFマージン
- 26.0%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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