Marsh & McLennan は、企業の保険加入を仲介し、リスク管理や人事の助言も手がける世界最大級の会社だ。
ポイントは、保険を自ら引き受けない点にある。企業と保険会社の間に立って最適な保険を見つける仲介に徹するため、災害で保険金を支払うリスクを負わず、手数料で身軽に稼げる。リスクや人事の専門知識という、景気に左右されにくい助言事業も持つ。MRSH を読むときは、企業のリスク対策需要の底堅さと、保険料の水準が仲介手数料に与える影響を軸に見るとよい。

保険を自ら引き受けず仲介に徹するため、災害による保険金の支払いリスクを負わない身軽さが強み。世界中の企業と保険会社をつなぐ巨大なネットワークと、リスク・人事の専門知識を併せ持つ総合力を持つ。
企業が保険に入る際の仲介と、リスク管理や人事・経営の助言が収益の柱。保険を自ら引き受けるのではなく、企業と保険会社の間に立って最適な保険を見つける仲介手数料と、専門家による助言の報酬で稼ぐ、人材が要となる構造になっている。
景気後退で企業が保険や助言の費用を絞ると、成長が鈍る。保険料が長期で下落すると仲介手数料も細る。人件費の上昇や、買収で広げた事業の統合の難しさも、利益を圧迫する要因になる。
安定した連続増配と自社株買いで株主に厚く還元する経営。景気に左右されにくい仲介・助言という安定事業を土台に、買収で専門領域と地盤を広げ、着実に利益を伸ばす方針が一貫している。
財務はおおむね健全です。一部の指標に改善の余地があります。
前年比。3年の年平均は 9.2%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Marsh & McLennan は、企業の保険加入を仲介し、リスク管理や人事の助言も手がける世界最大級の会社だ。
ポイントは、保険を自ら引き受けない点にある。企業と保険会社の間に立って最適な保険を見つける仲介に徹するため、災害で保険金を支払うリスクを負わず、手数料で身軽に稼げる。リスクや人事の専門知識という、景気に左右されにくい助言事業も持つ。MRSH を読むときは、企業のリスク対策需要の底堅さと、保険料の水準が仲介手数料に与える影響を軸に見るとよい。
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