Morgan Stanley は、企業の合併や資金調達を助ける投資銀行で知られるが、近年は「富裕層の資産運用」へ軸足を移してきた会社だ。
投資銀行や売買の事業は市況次第で大きく振れるが、預かった資産を運用する事業は、規模が積み上がれば安定して手数料を生む。この安定収入を厚くすることで、市況の波に強い体質へ変わろうとしている。MS を読むときは、市況に振れる投資銀行業務と、安定した資産運用という二本立てのバランスを軸に見るとよい。

市況に左右される投資銀行業務に、安定した資産運用事業を組み合わせ、収益の振れを抑えた点が強み。富裕層向けの運用で築いた巨大な預かり資産が、継続的な手数料を生む。
企業の合併や資金調達を助ける投資銀行業務と、株式などの売買で得る収入が伝統的な柱。これに、富裕層や個人の資産を預かって運用する事業の安定した手数料が加わり、二本立てで稼ぐ構造になっている。
市場が混乱して企業の取引や売買が止まると、投資銀行業務の手数料が大きく落ち込む。景気後退で預かり資産が目減りすれば、安定収入であるはずの運用事業も鈍る。
市況依存の体質を改めるため、資産運用へ買収で軸足を移してきたのが近年の転換点。自社株買いと増配で株主に還元しつつ、安定収入の比率を高める経営方針が一貫している。
自己資本や流動性に弱さが見られます。財務の安全性には注意が必要です。
前年からの売上の伸び
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Morgan Stanley は、企業の合併や資金調達を助ける投資銀行で知られるが、近年は「富裕層の資産運用」へ軸足を移してきた会社だ。
投資銀行や売買の事業は市況次第で大きく振れるが、預かった資産を運用する事業は、規模が積み上がれば安定して手数料を生む。この安定収入を厚くすることで、市況の波に強い体質へ変わろうとしている。MS を読むときは、市況に振れる投資銀行業務と、安定した資産運用という二本立てのバランスを軸に見るとよい。
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