
MTDR
Matador Resources生産性の高いパーミアン地域に資産を集中させ、効率よく低コストで採掘できる点が強み。優良な油田地帯に絞ることで採算を高めやすく、ガスを運ぶ中流の設備事業が比較的安定した収入を補う。原油価格の上昇局面では大きく稼げ、機動的に生産を増やせる、成長志向の中堅エネルギー会社の立ち位置にいる。
米南西部のパーミアンと呼ばれる有力な油田地帯で、原油や天然ガスを掘り出して売る収益が柱。生産性の高い地域に資産を集中させ、効率よく採掘する。これに、掘ったガスを集めて運ぶ中流の設備事業が加わる。売値は原油・ガスの相場で決まり、生産量と相場、採掘コストの差が利益になる。市況に左右される構造になっている。
原油価格が下落すると、収益が一気に悪化する。原油は需給や地政学で価格が大きく振れ、供給過剰の局面では値崩れする。採掘の規制や環境への対応コスト、油田の生産量の自然な減少、脱炭素による長期の需要減も、収益の重しになりうる。相場の波がそのまま業績に出る構造を持つ。
配当を出しつつ、生産性の高い油田での効率的な採掘と、中流事業の拡大、財務の管理に力を入れる経営。相場に左右される原油・ガスの採掘で、優良な油田地帯に集中して採算を高め、中流事業で収入を補いながら、市況の上昇局面を取り込んで稼ぐ方針が特徴になっている。
原油・天然ガスの価格と、生産量、採掘コストに依存する。原油価格が高いほど採算が良くなる。生産性の高い油田で効率よく掘れるか、埋蔵量を確保して生産を増やせるか、生産コストを抑えられるか、そして中流事業で安定収入を取り込めるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $11.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5.7B(48%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$15M
- 他の流動資産$801M
- 固定資産$10.9B
- 流動負債$1B
- 長期借入金$3.4B
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3.7B
- 売上成長率
- 5.5%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 33.2%
- 純利益率
- 20.5%
- ROE
- 13.4%
- ROIC
- 10.7%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $2.4B
- フリーCF
- $270M
- 営業CFマージン
- 65.6%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $163M
- 配当性向
- 21.5%
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