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Vail Resorts新設がほぼ不可能な有名スキー山を買い集めた、再現できない資産の山が最大の強み。シーズン券の前売りは天候の賭けを安定した定期収入に変え、雪が悪い年も現金が先に入る。世界中の山を一枚の券でつなぐ規模は他社に真似できず、スキーという文化の入り口を握る立ち位置にいる。
傘下のスキー場のリフト券収入が収益の柱で、その大半をシーズン前に売り切る前売り型のシーズン券が占める。一枚で世界中の傘下スキー場を滑れる仕組みが看板で、雪が降る前に現金が入る。スキースクールやレンタル、山のレストランと宿泊も加わる。買収でスキー場を増やし、シーズン券の価値を高めて稼ぐ構造になっている。
雪不足の冬は来場が細り、前売りで守れない当日券や付帯収入が落ち込む。気候変動はスキーシーズンそのものを短くする長期の逆風になる。値上げを重ねたシーズン券は客の反発を招き、販売枚数の減少が始まると成長の前提が崩れる。スキー場従業員の人件費や訴訟も利益を削る。
高めの配当を維持しつつ、リフトや雪づくり設備への投資と、スキー場の追加買収を続ける経営。シーズン券の値上げと販売網の拡大で前売り比率を高め、天候リスクを株主還元の安定に変えていく方針が特徴になっている。
降雪と、シーズン券の販売、富裕層の旅行意欲に依存する。冬にまとまった雪が降るか、値上げしてもシーズン券の販売枚数を保てるか、休暇にお金を使う家計の余裕が続くか、そして買収したスキー場の運営とリフト投資が客の満足を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $5.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $424M(7%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
- 現金・現金同等物$440M
- 他の流動資産$610M
- 固定資産$4.7B
- 流動負債$1.7B
- 長期借入金$2.6B
- 短期借入金$525M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3B
- 売上成長率
- 2.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 18.9%
- 純利益率
- 9.4%
- ROE
- 66.0%
- ROIC
- 12.5%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $555M
- フリーCF
- $320M
- 営業CFマージン
- 18.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $328M
- 配当性向
- 117.2%
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