景気敏感な事業で、配当も出す会社
全米の消火栓と水道弁で圧倒的な設置基盤を持ち、互換性と信頼の実績が更新需要を自社に向かわせる点が最大の強み。水道インフラの老朽化は数十年単位の確実な課題で、需要の根は涸れない。漏水検知など頭脳側の機器も足し、水道の番人の地位を固める立ち位置にいる。
街角の消火栓と、水道網の流れを制御する弁の製造販売が収益の柱。自治体の水道局が主な顧客で、配管工事の卸を通じて納める。設置済みの膨大な消火栓と弁は、部品の互換性ゆえに同じブランドで更新されやすい。漏水を検知する計測機器も育てており、水道インフラの更新予算に乗って稼ぐ構造になっている。
自治体の財政悪化は、水道の更新投資を先送りさせる。住宅開発の冷え込みは新設需要を細らせる。鋳物の工場は固定費と労務の重さを抱え、操業の混乱が利益を削った歴史もある。水道の機器は入札の世界でもあり、価格競争に巻き込まれれば老舗の看板だけでは守れない。
配当を続けながら、古い鋳造工場の更新と生産の効率化に投資する経営。値上げと製品構成の改善で利益率を引き上げてきた。水道局との長い関係を守り、インフラ予算の波を着実に取り込む方針が特徴になっている。
自治体の水道予算と、住宅開発、原材料コストに依存する。老朽化した水道管の更新投資が連邦の支援も受けて続くか、新築の宅地造成が新設の需要を生むか、鉄や真鍮のコスト上昇を値上げで転嫁できるか、そして工場の近代化が利益率を高めるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $982M(53%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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