まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
通信向けの信号処理の半導体という専門分野に特化し、光通信やデータセンター向けの高速通信チップに技術を持つ点が強み。データ通信量が急増する中、高速・大容量の通信を支える半導体の需要を取り込める。専門特化ゆえ大手とは違う立ち位置で、通信の高速化という長期の流れに乗ろうとする立ち位置にいる。
光通信やWi-Fi、データセンター、放送などに使う、信号を処理する半導体の販売が収益の柱。通信機器やネット接続機器のメーカーに、データを高速にやり取りするためのチップを設計して供給する。とくに、データセンター間の高速通信や、家庭のネット接続向けの半導体を手がける。通信の高速化・大容量化の需要を取り込んで稼ぐ構造になっている。
通信機器の需要が落ちたり、半導体の在庫調整が起きたりすると、販売が大きく振れる。半導体は好不況の波が大きく、特定の用途や顧客への依存も業績を不安定にする。大手半導体メーカーとの競争や、技術の世代交代、規模の小ささゆえの開発負担も、収益の重しになりうる。市況の波に業績が左右される。
配当を出さず、利益を通信向け半導体の開発と、データセンター向けの強化に振り向ける経営。好不況の波が大きい半導体事業で、データ通信量の増加という追い風を取り込みながら、光通信やデータセンター向けの高速チップに集中し、技術を磨いて市況の波を乗り越えて稼ぐ方針が特徴。
通信機器の需要と、データ通信の高速化、半導体の在庫の動向に依存する。通信機器やネット接続機器が活発に作られるか、データ通信量の増加で高速な半導体の需要が増えるか、技術で他社に差をつけられるか、そして半導体の在庫の調整を乗り切れるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $796M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $452M(57%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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