まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
力の入らない腕に装着し、わずかに残る筋肉の信号で動きを助けることに絞った装具が最大の特徴。手術や薬とは、支え方が違う。腕の動きを助ける装具を作る会社の立ち位置にいる。
腕の装具の販売が事業の柱。脳卒中やけがで腕に力が入らなくなった人が、肘や手に装着し、わずかに残る筋肉の信号を読み取って、その動きを助ける装具を作る。患者がふたたび腕を使えるよう支える。患者へ直に売るほか、保険を通じて届ける。装具は一人ひとりの体に合わせて作る。あわせて、その装具を作って届けるまでの仕組みも自前で整える。腕の動きを助ける装具に絞り、使う患者を増やすことで収入を積む形になっている。
装具は高価で、保険の支払いが進まなければ患者に行き渡らない弱点を抱える。一人ひとりに合わせて作るため、量を増やすのに手間がかかる。患者を見つけ、装具を合わせるまでの過程が長い。研究や販売の費用がかさみ、赤字が続く。資金を増資で賄うため、株式の希薄化が起こりやすい。似た装具や、ほかのリハビリの手立てとの競争もある。保険の制度の変更に左右される。
配当を出さず、患者への普及と保険の支払いの確保に資金を向ける経営。装具の開発と、患者への提供、保険を通じた支払いの確保を進める。腕の動きを助ける装具の普及が、運営の中核になっている。
装具を使う患者の数と、保険の支払い、そして製造の体制に依存する。腕に力の入らない患者へ装具がどれだけ行き渡るか、装具の費用に保険が支払われるか、一人ひとりに合わせた装具を作って届ける体制を整えられるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $39M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $11M(30%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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