
MYRG
MYR Group送電網という専門性の高い分野と、商業・産業の電気設備の両方を手がけ、電気に特化した技術者と実績を持つ点が強み。電力網の老朽化更新、再生エネの接続、データセンターの電力需要という長期の追い風を直接受ける。電化が進む時代に欠かせない電気工事の専門会社として、需要を取り込める立ち位置にいる。
送電線や変電所といった電力網の建設・保守と、商業施設や産業の電気設備の工事を請け負う報酬が収益の柱。電力会社向けの大型の送電網工事と、ビルや工場、データセンター向けの電気設備工事の二つを手がける。専門の技術者を抱え、電気に特化した建設サービスを提供する。電力網の整備と電化の需要を取り込んで稼ぐ構造になっている。
電力会社の投資の先送りや景気後退で建設が冷えると、受注が鈍る。電気工事には熟練の技術者が必要で、人手不足や人件費の上昇は採算を圧迫する。工事のコスト超過や悪天候による遅れ、案件の獲得競争も、収益の重しになりうる。大型工事の受注の波で業績が振れる面もある。
配当を出さず、利益を技術者の確保と、送電網・電気設備工事の能力拡大、効率化に振り向ける成長志向の経営。電力網の更新や電化という長期の追い風を取り込みながら、専門の技術者を確保して工事の採算を保ち、送電網と電気設備の二つの事業で着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
電力網への投資と、商業・産業の建設、電化の進展に依存する。電力会社が老朽化した送電網の更新や再生エネの接続に投資するか、データセンターなど電気設備の需要が伸びるか、専門の技術者を確保して工事をこなせるか、そして工事を採算よく進められるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $660M(40%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$150M
- 他の流動資産$911M
- 固定資産$583M
- 流動負債$795M
- 長期借入金$54M
- 短期借入金$5M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $3.7B
- 売上成長率
- 8.8%
- 粗利率
- 11.6%
- 営業利益率
- 4.6%
- 純利益率
- 3.2%
- ROE
- 17.9%
- ROIC
- 18.3%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $327M
- フリーCF
- $232M
- 営業CFマージン
- 8.9%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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