金融危機の後に各地の銀行を割安に買い集めて築かれ、人口が流入する米西部から中部の成長地域に地盤を持つ点が最大の強み。買収の統合の経験を重ね、地域に密着しながら効率を高めてきた。大手の合併で顧客がこぼれる市場で受け皿となる、買収で成長してきた地域銀行の立ち位置にいる。
コロラドを中心に、カンザスやテキサス、ニューメキシコ、ユタなど米西部から中部にかけて集めた預金を、地元の企業や個人に貸し出す利ざやが収益の柱。商業向けの融資と商業用不動産、住宅ローンが中心になる。資産運用の手数料も加わる。金融危機の後に各地の銀行を買い集めて築かれた経緯を持つ。地縁の深い預金を元手に、買収で広げた地盤で堅実に稼ぐ構造になっている。
景気後退で地元企業の貸し倒れが増えると、利益が直接傷む。商業用不動産への融資は空室率の上昇局面で重荷になる。金利の急変は利ざやと保有する債券の評価を揺らす。買収を重ねて築かれた銀行ゆえ、統合の失敗や、買い集めた地盤の効率化の遅れが高くつく。地域が広く分散するため管理の手間も伴う。
配当を続けながら、米西部や中部の銀行の買収で地盤を広げる経営。買収した銀行の統合を丁寧に進め、効率を高める。保守的な融資の規律を保ちつつ、人口が流入する成長地域の需要を取り込む方針が特徴になっている。
米西部の経済と、買収の統合、金利水準に依存する。人口が流入する米西部や中部の企業と家計が借入を続けるか、買収した銀行の顧客と人材を逃さず統合できるか、金利の変動を利ざやの管理でこなせるか、そして商業用不動産向け融資の質を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $9.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.4B(14%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$417M
- 長期借入金$55M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $47M
- 売上成長率
- 2.9%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 232.6%
- ROE
- 7.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $162M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 344.8%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $46M
- 配当性向
- 42.0%
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