NCRA
Nocera陸上養殖の技術会社として上場しながら生産は既にやめ、ウナギ卸売とEコマース仲介、さらに仮想通貨の保有へと重心を動かし続けている点が際立つ。
台湾拠点のNTBがウナギなど養殖魚の卸売を手がけ、Xincaという事業部門がライブ配信のEコマースで他社商品の販売を仲介して手数料を得る。かつての本業だった循環式養殖システム(RAS)の設計・据付の助言もわずかに残っている。
主力を数年おきに入れ替えてきたため、どの事業が会社の芯なのかを外から見極めにくい。ウナギの相場やライブ配信の売れ行きが崩れたとき、代わりに支える柱がまだ育っていない。
一つの事業を掘り下げるより、有望に見える分野へ次々と軸足を移す。2026年1月には$2.0Mを投じて約12ビットコインを買い、本業の外に資産を置く判断もしている。
ウナギの相場と台湾での調達、そしてライブ配信での商品の売れ行きに依存する。2025年には米国とフランスのEコマース会社に出資しており、その投資がどう育つかも今後を左右する。
この会社をどう読むか
Noceraは陸上養殖システムの会社として上場した。だがその中核だったRASの生産は2022年に打ち切られ、いまの中身は上場当初とかなり違う。
現在の柱は台湾でのウナギの卸売と、ライブ配信で他社商品を売る仲介業だ。2025年末には長く続けた給食事業の持分を売り、2026年1月にはビットコインの購入という財務戦略にまで手を広げた。何を売る会社なのかが数年おきに入れ替わる、その落ち着かなさがNoceraの読みどころだ。
バランスシート (要約)
資産 $10M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$8M
- 他の流動資産$317K
- 固定資産$2M
- 流動負債$693K
この判定で見た指標: 自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $11M
- 売上成長率
- −9.0%
- 粗利率
- 1.5%
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- −26.1%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$3M
- フリーCF
- −$3M
- 営業CFマージン
- −23.4%
- 現金ランウェイ
- 約3年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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