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強み
ハイテク株の上場で知られる取引所のブランドと、金融機関向けのソフト・データという安定事業を併せ持つ二つの事業が強み。取引という変動収入に契約ベースの安定収入を組み合わせ、市場の波に左右されにくい体質を築いている。
成長ドライバー
株式や上場の手数料を得る取引所の事業が収益の柱の一つ。もう一つは、金融機関の取引監視や不正検知のソフト、相場データの提供といった、契約ベースで安定して稼ぐ事業だ。取引という変動収入と、ソフト・データという安定収入を組み合わせて稼ぐ構造になっている。
リスク
相場が低調になって取引や新規上場が減ると、取引所の収入が鈍る。一方でソフト・データ事業は安定しているため取引の波を和らげるが、競合や規制の変化、買収で広げた事業の統合の難しさが、リスクになる。
経営の癖
安定した増配と自社株買いで株主に還元しつつ、買収でソフト・データ事業を厚くする成長志向。取引所の事業を土台に、契約ベースの安定収入の比率を高めて、収益の質を改善する方針が一貫している。
読みの軸
株式市場の取引量や上場の活発さと、金融機関のソフト・データへの需要に依存する。相場が動いて取引や上場が増えるか、そして契約ベースのソフト・データ事業をどれだけ伸ばせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $31.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $12.2B(39%)。
財務状態スコア
A健全
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
資産 (合計)
$31.1B前期比 +2.2%
330位 / 4,281社 上位10%
- 現金・現金同等物$604M
- 他の流動資産$7.4B
- 固定資産$23.1B
負債 (合計)
$18.8B前期比 −2.0%
371位 / 4,239社 上位10%
- 流動負債$8B
- 長期借入金$8.6B
- 短期借入金$431M
純資産
$12.2B前期比 +9.3%
237位 / 4,239社 上位10%
自己資本比率の推移
2021
32%
2022
29%
2023
33%
2024
37%
2025
39%
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $8.3B
- 売上成長率
- 11.6%
- 粗利率
- 63.5%
- 営業利益率
- 28.2%
- 純利益率
- 21.6%
- ROE
- 14.6%
- ROIC
- 8.7%
474位 / 3,391社
売上の5年推移
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $2.3B
- フリーCF
- $2B
- 営業CFマージン
- 27.3%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
309位 / 4,104社 上位10%
208位 / 3,300社 上位10%
フリーCFの5年推移
配当
- 配当総額(年間)
- $601M
- 配当性向
- 33.6%
配当の5年推移
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