Netflixはストリーミングを発明した会社という第一印象は今も正しい。世界190か国超で月額会員から料金を取り、自社オリジナル作品とライセンス作品を配信する単一事業体。
ここ数年で性格が少しずつ変わっており、2022年に広告付きプラン、2023年にパスワード共有取り締まり、2024年以降はライブ・スポーツ的コンテンツ・ゲームへの拡張と、収益レバーを次々と増やしている。「広告ゼロ・サブスクリプション一本」だった会社が、複数の収益源を持つメディア企業へと寄せていく途中、と読むのが現在地。

自社プラットフォームのレコメンド精度、地域別オリジナル制作(韓国・スペイン・日本・ブラジル等)の体力、グローバル同時配信のオペレーション力、これら3つを束ねたスケールメリットが他の配信サービスにない強み。映画館経由ではなく直接配信を貫く戦略も独自。
売上のほぼ全てが月額会員費。地域・プランごとに価格を分け、広告付きの安いティアを2022年に追加して、価格帯を広げた。コンテンツはハリウッド大手から買うライセンス作品と、自社が直接作るオリジナル(『Squid Game』『Stranger Things』『Wednesday』など)の二本柱で、後者の比重を年々高めている。
パスワード共有取り締まりとADプランの会員ブースト効果が一巡した後、純増ペースの鈍化が顕在化する。Disney+、Amazon Prime Video、YouTube、TikTokといった「時間を奪い合う」競合との消耗戦、ハリウッド・ストライキの再発、コンテンツ投資の利回り低下もリスク。
Ted SarandosとGreg Petersの共同CEO体制。広告事業・ライブ・ゲーム・スポーツ的コンテンツに段階的に踏み込む一方、コンテンツ投資の規律(年200億ドル前後)と高い営業利益率を両立する経営。配当はせず、自社株買いで還元している。
自己資本・流動性ともに安定し、黒字を維持しながら財務の安全性も高い水準にあります。
前年比。3年の年平均は 12.6%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
Netflixはストリーミングを発明した会社という第一印象は今も正しい。世界190か国超で月額会員から料金を取り、自社オリジナル作品とライセンス作品を配信する単一事業体。
ここ数年で性格が少しずつ変わっており、2022年に広告付きプラン、2023年にパスワード共有取り締まり、2024年以降はライブ・スポーツ的コンテンツ・ゲームへの拡張と、収益レバーを次々と増やしている。「広告ゼロ・サブスクリプション一本」だった会社が、複数の収益源を持つメディア企業へと寄せていく途中、と読むのが現在地。
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