高い利益率と資本効率。値上げ力のある独占的な会社
自社プラットフォームのレコメンド精度、地域別オリジナル制作(韓国・スペイン・日本・ブラジル等)の体力、グローバル同時配信のオペレーション力、これら3つを束ねたスケールメリットが他の配信サービスにない強み。映画館経由ではなく直接配信を貫く戦略も独自。
売上のほぼ全てが月額会員費。地域・プランごとに価格を分け、広告付きの安いティアを2022年に追加して、価格帯を広げた。コンテンツはハリウッド大手から買うライセンス作品と、自社が直接作るオリジナル(『Squid Game』『Stranger Things』『Wednesday』など)の二本柱で、後者の比重を年々高めている。
パスワード共有取り締まりとADプランの会員ブースト効果が一巡した後、純増ペースの鈍化が顕在化する。Disney+、Amazon Prime Video、YouTube、TikTokといった「時間を奪い合う」競合との消耗戦、ハリウッド・ストライキの再発、コンテンツ投資の利回り低下もリスク。
Ted SarandosとGreg Petersの共同CEO体制。広告事業・ライブ・ゲーム・スポーツ的コンテンツに段階的に踏み込む一方、コンテンツ投資の規律(年$20B前後)と高い営業利益率を両立する経営。配当はせず、自社株買いで還元している。
世界の有料会員数の純増、ARM(会員1人あたり収益)、コンテンツ投資の効率(ヒット率と長期再視聴の継続性)に依存する。為替(売上の半分以上が海外)、現地規制(EUのコンテンツクオータ等)、ハリウッドの労使交渉(脚本家・俳優ストライキ)も前提条件。
資産 $55.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $26.6B(48%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…