
郊外の一棟建てという小さな物件を全50州とワシントンD.C.、プエルトリコに3,692棟ばらまき、一件の退去が全体に効かない形にしてある。建物の維持費まで借り手に持たせるため、大家側に人手がほとんどいらない。
固定資産税も保険も修繕も借り手が持つネットリース契約で、3,692棟を平均残存10.2年の期間で貸す。2025年末に98.3%が埋まり、賃料収入は$904.3Mだった。
自動車整備18.6%、コンビニ16.3%、外食14.3%という業種の偏りがあり、この分野が一斉に苦しむと空室が積み上がる。南東部に25.3%が集まる地域の偏りも同じ向きに効く。
売却で得た資金は借入枠の返済か次の物件購入に回し、外部からの大型調達に頼らず入れ替えを続けている。不動産投資信託の性質上、稼いだ利益の大半は分配として外に出ていく。
収入の伸びは、新しく買う物件の利回りと借入金利の差で決まる。2025年は239棟を平均利回り7.4%、$931.0Mで取得し、116棟を6.4%で売って中身を入れ替えた。
この会社をどう読むか
NNN REITという社名は、借り手が固定資産税も保険料も建物の修繕費も持つトリプルネットリースという契約形態そのものから来ている。大家は建物を貸すだけで、維持の手間をほとんど負わない。
1984年の設立以来ためた持ち物は、全50州とワシントンD.C.、プエルトリコに散る3,692棟だ。自動車整備18.6%、コンビニ16.3%、外食14.3%と生活圏の店に寄り、平均で残り10.2年の契約が付いている。
バランスシート (要約)
資産 $9.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4.4B(47%)。
おおむね健全。同業の平均並みの水準
- 現金・現金同等物$5M
- 長期借入金$4.5B
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $926M
- 売上成長率
- 6.6%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 63.6%
- 純利益率
- 42.1%
- ROE
- 8.8%
- ROIC
- 5.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $667M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 72.0%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $443M
- 配当性向
- 113.7%
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