
高い利益率と資本効率。値上げ力のある独占的な会社
企業のデータ管理を長年支えてきた実績と、装置とソフトを組み合わせて効率よくデータを扱う技術が強み。クラウドと自社の装置をまたいでデータを一元管理できる点で、クラウド移行が進む企業に選ばれる立ち位置を持つ。
企業のデータを保管する記憶装置と、それを効率よく管理するソフトの販売が収益の柱。これに、保守サポートや、クラウド上でデータを管理するサービスの継続収入が加わる。企業が抱えるデータが増えるほど、保管と管理の需要が伸びる構造になっている。
景気後退で企業のIT投資が絞られると、装置の販売が鈍る。クラウド大手が提供する保管サービスへ需要が移ると、装置の出番が減る恐れがある。価格競争や、技術の世代交代への対応の遅れも、リスクになる。
配当と自社株買いで株主に報いつつ、成長分野のクラウド連携サービスへ投資を振り向ける経営。成熟した装置事業の安定収入を土台に、継続収入型のサービスへ軸足を移して稼ぐ力を高める方針が特徴になっている。
企業のデータ量の増加と、IT投資の活発さに依存する。装置の販売だけでなく、クラウドと連携したデータ管理サービスをどれだけ伸ばせるか、そしてAI向けの大量データを扱う需要を取り込めるかが、成長の前提になる。
資産 $10.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.4B(13%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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