財務データが揃わず、性格の分類はしていない
有害廃棄物の処理という、規制に支えられ参入の難しい環境の事業に軸足を移しつつある点が最大の強み。鉄道の保線という特殊な分野でも世界的な地歩を持つ。鉄鋼関連の会社から環境の会社へと姿を変える転換の途上にあり、規制という追い風に乗る廃棄物処理を中核に据えようとする立ち位置にいる。
企業から出る有害な廃棄物を集めて適切に処理し再生する事業が収益の柱になりつつある。あわせて、製鉄所で出る鉄くずや副産物を回収して再利用する役務や、鉄道の線路を保守する専用の機器も手がける。環境規制が処理の需要を支える。かつての鉄鋼関連の会社から、廃棄物の処理という環境の事業へ軸足を移す転換の途上にある。処理した量と役務で稼ぐ構造になっている。
廃棄物処理の事業への転換が遅れれば、立て直しが長引く。製鉄所向けの役務は鉄鋼の景況に、鉄道の機器は鉄道会社の予算に左右される。環境規制が緩めば、処理の需要が鈍る恐れがある。多額の借金を抱え、収益が伸び悩めば財務に緊張が走る。複数の異なる事業を抱える複雑さも、評価を難しくする。
配当を出さず、現金を廃棄物処理の事業の強化と借入の返済に充てる経営。鉄鋼関連から環境の事業への転換を最優先に進める。採算の悪い事業を整理し、規制に支えられた廃棄物処理を中核に据える方針が特徴になっている。
環境規制と、廃棄物処理の需要、鉄道や鉄鋼の景況に依存する。有害廃棄物の規制が処理の需要を支えるか、転換の柱である廃棄物の事業を伸ばせるか、鉄道の保線機器や製鉄所向けの役務の需要が保たれるか、そして借入の負担を抱えながら転換を進められるかが、業績を左右する大きな前提になる。
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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