
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
プエルトリコという、本土の大手が手を引く中で大手の一角を占め、島に深く根を張った地盤が最大の強み。撤退する競合の受け皿となり、デジタル化で効率も高めてきた。ハリケーンからの復興や移住の波といった島特有の需要を取り込む、プエルトリコの主要な地方銀行の立ち位置にいる。
プエルトリコを中心に集めた預金を、地元の企業や個人に貸し出す利ざやが収益の柱。商業向けの融資と自動車ローン、住宅ローン、消費者向けの貸出が中心になる。資産運用や保険、決済の手数料も加わる。島内で大手の一角を占め、デジタル化にも力を入れる。地縁の深い低コストの預金を元手に、堅実な融資と手数料で稼ぐ構造になっている。
プエルトリコは経済の基盤が脆弱で、財政危機や人口流出が長く影を落としてきた。景気後退や災害は、消費者ローンの貸し倒れを増やしやすい。米国本土からの財政支援が細れば、島の経済が冷える。金利の急変は利ざやを揺らす。地盤が一つの島に集中するため、その不振が業績を直撃する。
配当を続けながら、デジタル化で効率を高め、堅実な融資の規律を保つ経営。島の経済の波に備えて自己資本を厚く保つ。資産運用や保険の手数料事業を育て、撤退する競合の顧客を取り込んで地盤を固める方針が特徴になっている。
プエルトリコの経済と、預金基盤、米国の支援に依存する。島の経済が観光や復興、移住で持ち直すか、長年の関係で築いた低コストの預金を守れるか、米国本土からの財政支援や金利の動きをこなせるか、そして商業用不動産や消費者ローンの質を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $12.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.4B(11%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
読み込み中…