まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
ガスの販売価格に左右されない、配給専業の純粋な規制収益という分かりやすさが最大の強み。営業地域は人口の流入が続く南部中心で、顧客の自然増という追い風を持つ。導管の更新需要は何十年も続くため、投資と料金の積み上げが計算しやすい、教科書的な公益株の立ち位置にいる。
オクラホマ州とカンザス州、テキサス州の家庭や企業に天然ガスを配る、規制料金の収入が収益の柱。ガスの仕入れ値は原則そのまま顧客に転嫁され、利益は導管網への投資額に州が認める利回りを掛けて決まる。古い導管の交換や安全対策に投資するほど、認められる収益の土台が積み上がる構造になっている。
金利の上昇は、借入頼みの投資と配当株としての評価の両面を直撃する。料金の値上げ申請が住民の反発で削られると、投資の回収が遅れる。寒波でガスの調達価格が暴騰すると、巨額の仕入れ費用が一時的に資金繰りを圧迫する。電化の進展でガス離れが進む長期の逆風も無視できない。
連続増配を続けながら、利益の大半を導管の更新と安全投資に回す堅実な経営。規制当局との関係を重視し、無理のない料金改定を着実に積む。ガス価格の変動を顧客に転嫁する仕組みを守り、収益の予見性を最優先する方針が特徴になっている。
州の料金認可と、導管投資の継続、金利水準に依存する。投資への利回りを州の規制当局が認め続けるか、料金改定の申請が滞りなく通るか、人口流入の続く営業地域で顧客数が伸びるか、そして借入で賄う投資のコストを金利が圧迫しすぎないかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $8.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3.4B(39%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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