配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
飲料用のガラス瓶で世界最大級の規模を持ち、世界の各地に工場を構えて大手の飲料メーカーに安定して供給できる点が最大の強み。高級なワインや蒸留酒では、ガラスならではの質感が好まれ需要が残る。再利用や再生がしやすい環境への利点も持つ。装置産業の規模で勝負する、ガラス容器の世界大手の立ち位置にいる。
飲み物や食品を入れるガラスの瓶や容器を作り、売るのが事業の柱。ビールやワイン、蒸留酒、清涼飲料、食品向けのガラス瓶を、世界の各地に構える工場で大量に製造し、飲料や食品のメーカーに供給する。世界最大級の規模を持つ。ガラスは溶かして固める装置産業で、巨大な溶解炉を昼夜止めずに動かす。製造したガラス容器の販売で稼ぐ構造になっている。
ガラス瓶は、軽くて割れにくく安価な缶やペットボトルに需要を奪われ続ける構造的な逆風を抱える。溶解炉は巨大な装置で、稼働が落ちると重い固定費が利益を圧迫する。燃料費の高騰は採算を直撃する。景気の悪化で飲料の消費が減れば、需要が細る。多くの借入を抱え、金利の負担も重い。同業との価格の競争も続く。
配当を出さず、現金を溶解炉の更新と効率化、重い借入の返済に充てる経営。需要に応じて工場の稼働を調整し、固定費を抑えることを重んじる。缶やペットボトルへの移り変わりに対し、高級な飲料やガラスの環境への利点を訴えつつ、装置産業の効率を高めて採算を守る方針が特徴になっている。
飲料の需要と、容器の好み、燃料費に依存する。ビールやワインなど飲料の消費が保たれてガラス瓶の需要が続くか、軽くて割れない缶やペットボトルへの移り変わりに耐えられるか、溶解炉を動かす天然ガスなどの燃料費を抑えられるか、そして工場の稼働を高く保って装置の費用を回収できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $9.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.3B(14%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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