Oceaneering International は、深海の油田を保守する遠隔操作ロボットの世界最大手だ。
最大の強みは、世界の深海用の遠隔操作潜水機で群を抜く保有数と、半世紀の運用で蓄えた操縦と保守の技能にある。深海は人が行けない市場ゆえ、機体と人材を握る者が価格を握る。極限環境の遠隔技術は防衛の無人艇や宇宙服にも転用できる。一方で油価の急落は深海開発という最も高価な投資から削られ、潜水機の稼働と料金を直撃する。エネルギー転換が長期で深海油田そのものを細らせる構造的な問いも残る。OII を読むときは、深海の開発投資と潜水機の稼働率、新分野の育ちを軸に見るとよい。
