配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
塩素系化学品で世界最大級の規模を持ち、生産量を追わず採算を守る規律ある売り方が最大の強み。市況が悪い時は自ら減産して値崩れを防ぐ。化学品とは値動きの異なる弾薬事業を併せ持ち、米軍工場の運営という参入の難しい立場も握る。
塩素と苛性ソーダ、それらを原料にした中間品を大量に作って売るのが収益の柱。これらは紙やプラスチック、水処理など幅広い産業の素材になる。もう一つの柱が弾薬で、市民向けの猟銃弾や軍用の銃弾を作り、米軍の工場運営も請け負う。価格が上下しやすい化学品を、生産量より採算を優先して売る方針で稼ぐ。
景気後退で塩素系化学品の需要と価格が同時に沈むと、収益が大きく削れる。海外の増産で世界的な供給過剰が起きると値崩れが長引く。電力や天然ガスの高騰は採算を直撃する。弾薬は政治と規制の影響を受けやすく、需要が読みにくい。
配当を続けながら、採算重視で生産を調整し、余剰資金を自社株買いに振り向ける経営。化学品の値崩れ局面では減産をためらわない。弾薬事業の安定した収益を化学品の波の緩衝材に使う方針が特徴になっている。
塩素系化学品の市況と、弾薬の需要、エネルギー費用に依存する。住宅や製造業の活動が化学品の値段を支えるか、軍と市民の弾薬需要が続くか、原料となる電力と天然ガスの費用を抑えられるか、そして採算重視の減産が値崩れを防げるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $7.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.8B(25%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
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