
OPTT
Ocean Power Technologies1984年にニュージャージーで波力発電の会社として生まれた出自を持つ。いまは機器を売るのではなく、洋上の電力と監視をサービスとして貸す契約型に組み替えている点が同業と違う。
波に浮かべたまま電力とセンサーを供給し続けるPowerBuoy、自律で走る無人艇のWAM-V、複数のセンサー映像をまとめるMerrowsという指令ソフトを持つ。これらを防衛や洋上のエネルギー設備、海洋調査の顧客に貸し出し、機器の売り切りではなく利用料として受け取る形に軸足を移している。
波の力で電力を賄う機器は洋上の荒天にさらされ続け、稼働を保つのが難しい。防衛や海洋調査の予算は年ごとに振れやすく、事業を賄う資金は増資に頼る場面が続く。
本社と組み立てはニュージャージー、ロボットの開発拠点はカリフォルニア州リッチモンドに置く。継続して入る利用料の比率を高める方向へ、事業の形そのものを作り替えている最中だ。
防衛や洋上エネルギーの事業者が海上の監視にどれだけ予算を割くか、そして機器を洋上で安定して動かし続けられるかにかかっている。
この会社をどう読むか
Ocean Power Technologies という社名は波力発電を思わせるが、いまの実態は海の監視役だ。1984年にニュージャージー州で生まれた波の発電技術を土台に、洋上の監視とロボット運用を貸し出す事業へ軸足を移した。
海に浮かべたまま電力とセンサーを供給するPowerBuoyや無人艇のWAM-Vを、防衛や洋上エネルギー、海洋調査の顧客に貸し出して利用料を得る。荒天にさらされる機器を動かし続けられるかと、年ごとに振れる防衛予算をどうならすかが、この会社の実質を決める。
バランスシート (要約)
資産 $40M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $12M(31%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$9M
- 他の流動資産$7M
- 固定資産$24M
- 流動負債$26M
- 長期借入金$12M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $4M
- 売上成長率
- −36.2%
- 粗利率
- −158.4%
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −392.1%
- ROIC
- −123.8%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$21M
- フリーCF
- −$25M
- 営業CFマージン
- −555.9%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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