事業は安定寄りだが財務に注意点が残る、どの型にも寄り切らない中間型
天候に左右されず安定して発電できる地熱という再生エネに特化し、発電所の運営から設備の製造まで一貫して手がける数少ない専業という点が強み。長期の電力販売契約による安定した売電収入を持ち、脱炭素の流れで再生エネ需要が高まる追い風に乗る。地熱という専門分野で世界的な地位を築いた立ち位置にいる。
地中の熱(地熱)を使って発電する発電所を自ら所有・運営し、電力を売る収入が収益の柱。これに、他社向けに地熱発電の設備を設計・製造して売る事業と、近年伸ばしている蓄電池による電力サービスが加わる。地熱は天候に左右されず安定して発電できる。自前の発電所からの安定した売電と、設備販売の両輪で稼ぐ構造になっている。
地熱発電所の開発は探査の失敗や工期の遅れ、多額の初期投資のリスクを抱え、計画どおり進まないと採算が崩れる。金利の上昇は、多額の設備投資を抱える事業の借入負担を重くする。再生エネへの補助の縮小や、設備販売の受注の波、地熱資源の出力低下も、収益の重しになりうる。開発リスクと金利に左右される。
配当を出しつつ、地熱発電所と蓄電設備の開発、長期販売契約の確保、設備販売の強化に力を入れる経営。天候に左右されない地熱という安定した再生エネを軸に、長期契約で売電収入を固めながら、新規開発と蓄電事業で成長を追い、脱炭素の追い風を取り込んで稼ぐ方針が特徴になっている。
地熱発電所の稼働と、電力の販売契約、新規開発、再生エネへの政策に依存する。発電所を安定して高い稼働率で運営できるか、長期の電力販売契約を確保できるか、新しい地熱発電所や蓄電設備を開発できるか、そして再生エネを後押しする政策や補助が続くかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $6.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.5B(41%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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