消防車から軍用車、高所作業車まで、専門性が高く競合の限られた特殊車両を幅広く手がける点が強み。用途ごとに求められる性能や安全性が高く、参入が難しいため価格競争に巻き込まれにくい。官公庁向けの安定した需要と、建設・物流向けの需要を併せ持ち、分野を分散させた立ち位置にいる。
一般の乗用車やトラックではなく、特定の用途に特化した車両の製造が収益の柱。消防車や空港の救難車、軍用の輸送車、高所で作業するための昇降車、ゴミ収集車などを手がける。官公庁や自治体、建設・物流の現場が主な顧客になる。専門性が高く競合の限られた特殊車両を、用途ごとに作り分けて稼ぐ構造になっている。
景気後退で建設が冷えると、高所作業車などの需要が落ち込む。官公庁の予算削減や、大型契約の獲得・失注の波で受注が振れる。部材費や人件費の上昇を価格に転嫁しきれない局面や、量産の立ち上げの遅れ、特定分野への需要の偏りも、収益の重しになりうる。分野ごとの需要の波に業績が左右される。
配当を出しつつ、特殊車両の技術開発と、大型契約の獲得、量産の効率化に力を入れる経営。専門性が高く競合の限られた特殊車両に集中し、官公庁の安定需要と建設・物流の需要を組み合わせて分野を分散させ、部材費を管理しながら着実に稼いで株主に還元する方針が特徴になっている。
各分野の需要と、官公庁・建設の予算、量産の効率に依存する。消防や軍など官公庁の予算が確保されるか、建設の活発さで高所作業車の需要が伸びるか、郵便・配送車両の更新需要を取り込めるか、そして部材費の上昇を価格に転嫁できるかが、業績を左右する大きな前提になる。複数分野の需要が収益を支える。
バランスシート (要約)
資産 $10.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $4.5B(45%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$480M
- 他の流動資産$4.7B
- 固定資産$4.9B
- 流動負債$2.7B
- 長期借入金$1.1B
- 短期借入金$600K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $10.4B
- 売上成長率
- −2.9%
- 粗利率
- 17.5%
- 営業利益率
- 9.0%
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- 13.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $783M
- フリーCF
- $618M
- 営業CFマージン
- 7.5%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $130M
- 配当性向
- —
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