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ニューヨーク地下鉄に据えられた同社のエレベーター巻上機
強み
世界中に膨大な設置台数を抱え、それが生む保守という安定収入が最大の強み。エレベーターは安全のため定期点検が欠かせず、据え付けた会社が保守を担いやすい。新築が減っても保守収入が下支えする、景気に左右されにくい立ち位置を持つ。
成長ドライバー
エレベーターやエスカレーターの新規の据え付けと、設置後の保守・修理が収益の柱。新規の据え付けは利益率が薄いが、一度据え付けると長年にわたり保守の契約が続く。世界中に膨大な設置台数を抱え、その保守という継続収入が稼ぎの中心を成す構造になっている。
リスク
中国など主要市場で不動産不況が長引くと、新規の据え付けが落ち込む。保守を担う独立業者との競争で契約を奪われると、安定収入が削られる。資材費や人件費の上昇を料金に転嫁しきれないことも、収益の重しになりうる。
経営の癖
安定した配当を出しつつ、保守契約の維持・拡大と、料金の引き上げに力を入れる経営。利益率の薄い新規据え付けで設置台数を増やし、それを長期の保守収入につなげる循環を重視して、安定した稼ぎを積み上げる方針が特徴になっている。
読みの軸
設置済みエレベーターの保守契約と、新築ビルの建設の活発さに依存する。膨大な設置台数の保守をどれだけ維持できるか、特に新築の多い中国などの建設需要、そして保守料金を引き上げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $10.7B を負債が上回る債務超過の状態。
財務状態スコア
B資本は薄い
純資産はマイナスだが、営業利益は支払利息の9.8倍、借金は本業の稼ぎの約3.5年分
資産 (合計)
$10.7B前期比 −5.9%
734位 / 4,281社
- 現金・現金同等物$1.1B
- 他の流動資産$5.4B
- 固定資産$4.2B
負債 (合計)
$16B前期比 −0.7%
414位 / 4,239社 上位10%
- 流動負債$7.7B
- 長期借入金$6.9B
- 短期借入金$1.1B
純資産
−$5.4B
4,232位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2021
−30%
2022
−50%
2023
−49%
2024
−43%
2025
−51%
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・負債/EBITDA (借金が本業の稼ぎの何年分か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $14.4B
- 売上成長率
- 1.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 14.8%
- 純利益率
- 9.6%
- ROE
- —
- ROIC
- —
313位 / 3,391社 上位10%
売上の5年推移
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1.6B
- フリーCF
- $1.4B
- 営業CFマージン
- 11.1%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
414位 / 4,104社
268位 / 3,300社 上位10%
フリーCFの5年推移
配当
- 配当総額(年間)
- $647M
- 配当性向
- 46.7%
配当の5年推移
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