
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
規制の安定収益と製造業の高収益という、公益株では異例の組み合わせが最大の強み。製造の好況期には業界平均を大きく超える利益率を叩き出し、電力の投資資金を内部で賄える。配当を八十年以上払い続けた歴史を持つ、田舎の堅実な二刀流の立ち位置にいる。
ミネソタ州とダコタ両州で営む電力の規制料金収入と、樹脂パイプや金属加工の製造業という、性質の異なる二つの事業で稼ぐ。電力は風力を中心に投資を積み、認可された利回りで回収する安定の土台になる。製造業は住宅や農業向けの樹脂パイプが好況期に大きく稼ぐ。安定と波の組み合わせで現金を生む構造になっている。
樹脂パイプの市況は住宅と建設に連動し、供給過剰になれば利益が急減する。電力側は金利上昇と規制の遅れが投資回収を鈍らせる。複合の構造は市場の評価が割れやすく、どちらかの不振が全体の印象を引きずる。小規模ゆえ大型の災害や訴訟への耐性も厚くない。
長期の連続配当を守りながら、電力の送電と発電への投資を製造業の現金で支える経営。製造業は市況の山で稼ぎ、谷では費用を絞る規律を保つ。二つの事業の均衡を崩さない資本配分が特徴になっている。
州の料金認可と、樹脂パイプの市況、設備投資の継続に依存する。電力の投資計画と料金改定が認められ続けるか、樹脂パイプの価格と数量が高水準を保つか、送電網への投資がデータセンターなど新需要を取り込むか、そして二事業の資本配分の規律が守られるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.9B(47%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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