景気敏感な事業で、配当も出す会社
郵便料金計器という規制に守られた寡占と、利用者に深く根づいた百年の看板が最大の強み。赤字事業の切除と借金の返済という再建の実行力は、株主還元の急回復として表れた。縮む市場の現金を最後まで搾る、出口戦略型の銘柄の立ち位置にいる。
企業の郵便物に料金印を押す計器の貸与と、その関連サービスの手数料が収益の柱。郵便の量は減り続けるが、計器の利用料と消耗品は粘り強い現金を生む。郵便室の外部受託や、計器利用者向けの金融サービスも持つ。赤字の宅配事業を畳み、縮む本業の現金で稼ぐ構造に整理した。
郵便の電子化が加速すれば、本業の現金は想定より早く痩せる。物言う株主の主導で再建した経営は、方針の変転という不安定さも残す。金融サービスは景気悪化で延滞が増える。縮小事業の宿命として、成長の物語は描きにくい。
復活させた配当と自社株買いを軸に、現金を株主に返し切る経営。赤字事業は売却し、費用の削減を続ける。借金の返済と還元の両立を最優先する方針が特徴になっている。
郵便量の減少速度と、費用削減、資本配分に依存する。企業の請求書や通知の郵送がゆるやかに減るにとどまるか、人員と拠点の削減が利益率を支えるか、借金の返済が利払いを軽くするか、そして配当と自社株買いの還元が持続するかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $3.2B を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。増資や資金繰りに注意
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